お子さんの出っ歯を気にしているパパ・ママは多いのではないでしょうか?
出っ歯は単に見た目の問題だけでなく、噛む機能や呼吸機能にも影響を与えます。また、転んで前歯を折るリスク、口を閉じにくいせいで虫歯や歯周病のリスクも高まってしまうのが難点です。
出っ歯の治療には、主に3つの方法があります。
寝ている間にマウスピース型の矯正器具を装着し、歯並びを整えていく方法です。器具が透明なので、装着していても目立ちません。
1日の装着時間の目安は20時間以上です。ただし、食事中などに外しても問題はなく自由に着脱できます。
歯磨きがしやすく、お口の中を清潔に保ちやすいのもこの矯正のメリットです。
少しずつ歯を動かしていくので歯の移動に伴う痛みが少なく、お子さまや痛みを感じやすい方に向いています。
上あごの骨が大きく成長しすぎたことが原因で出っ歯になっている場合に使用します。上あごの骨の成長を抑制して、上下のあごのバランスをコントロールする矯正器具です。
ヘッドギアも取り外し可能ですが、毎日10時間以上装着する必要があります。ただし、運動時や体を激しく動かしたりする時は、怪我に繋がる危険もあるので外したほうが良いでしょう。
一期治療であごを広げたあとに、ワイヤーで歯並びを整える矯正方法です。永久歯が生えそろった2期治療で行います。比較的に費用を抑えられる傾向があり、安く歯並びを整えたい方におすすめです。
一方で、ワイヤーに食べ物が挟まりやすかったり、装置が口の中にあたって口内炎になりやすいなどのデメリットがあります。
表側での矯正は目立ちますが、気になる方は白いワイヤーを使うことで目立ちにくくしたり、裏側にワイヤーをつけることでバレずに矯正することも可能です。
そもそも、なぜ出っ歯になるのでしょうか?
理由は大きく分けて2つです。
まず1つ目は、親からの遺伝です。
ご両親のうち、どちらかが骨格的な問題を持っている場合、お子さまにもその問題が現れる可能性が高いです。時には、おじいちゃんやおばあちゃんから出っ歯を受け継ぐ場合もあります。
事前に出っ歯を予防することが難しいので、お子さまの歯並びの状況を観察し、適したタイミングで矯正治療をはじめてあげましょう。
2つ目の理由は、出っ歯になりやすい悪い習慣です。
指しゃぶりや舌癖、頬づえなどの習慣が続くことで、少しずつ歯が前に押し出されてしまい、結果として出っ歯になってしまうケースもあります。
出っ歯を放っておくと、見た目だけでなく健康にも影響も及ぼすのがデメリットです。かみ合わせが悪いことで消化不良を起こす、口呼吸が多くなりウイルスが侵入してしまうなどが考えられます。コンプレックスになれば、精神的な負担がかかってしまうでしょう。
大人になると矯正治療の費用がかさむので、もしお子さんの治療を考えているのであれば早めの治療がおすすめです。
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